2012-10-02から1日間の記事一覧

オクターブ奏法と手の大きさ(広がり)

ブルグミュラーをはじめ、子供向けの教材には、片手オクターブの練習が出てこない。子供には届かないのだから当然だけど、大人レスナーは既に届くのだから、最も基本的な技術である片手オクターブは、早い段階から、いや、練習開始と同時に始めた方がよい。…

右手と左手、ト音とへ音

楽譜は通常上段を右手で、下段を左手で弾くが、例外も多い。L.H.(Left hand)とかm.g.(main gauche 左手)とか記号もあるし、カギカッコで一方の手の弾く範囲を注記している場合もある。指番号もあるし、たいてい常識的に判断できる。m.g.の意味がわからなくて…

毎日練習すること

どんなに忙しくても、一日も欠かさずに練習すること。30分でもよい。どうしても忙しければ基礎練習を10分でもよい。 特に記憶力が衰えつつある大人はこれが重要。 週に一回数時間やるより、毎日30分やるべき。旅行などでどうしてもピアノに触れない日でもな…

24調について

白鍵が並んで黒鍵がないシド、ミファの間は半音しかない。ギターなどやったことのある人はわかると思うけど、他の音階は2フレットずれるけど、ここは1フレットしかない。 この半音二つがどこにあるかで音階が決まる。ハ長調はシドとミファにあるからハ長調な…

調号が多いほうが弾くのは楽

ショパンなどシャープ・フラット4個以上付く曲が多く、なんでこんな面倒くさい調で書いたんだよ、と思うかもしれないけど、実はピアノでは出っ張った黒鍵の方が弾きやすい。 指かえも黒鍵をテコにすると非常にスムーズに弾けると、黒鍵が入る曲を弾くように…

次は「ブルグミュラー25の練習曲」でよいのでは

両手の独立がある程度出来るようになれば、もう曲集として 「ブルグミュラー25の練習曲」 http://www.amazon.co.jp/dp/4276412102/ あたりに入ってよいのではないか。馴染みやすい曲が多いし弾きやすいし。 伝統的なピアノレッスンではバイエル、ツェルニー1…

「リトルピシュナ」で基礎練習しては

さらにもう少し複雑な左右の独立の練習を進める。 両手の独立のために「リトルピシュナ」 http://www.amazon.co.jp/dp/4111040306/ などを使うとよい。はじめのうちは左手はドソミソ(を移調)で弾いてもいいのでは。

運指、指かえ

指かえは要は、小指まで使ったらもう後がない、指かえできないので、それまでに親指をくぐらせるということ。どこでくぐらせる、またぐかは曲によって決める。 ハ長調の音階なら、ドレミの3つとファソラシの4つでグループになっているから、ミの中指まで来た…

両手の独立

難しいのは両手の独立。簡単にいえば右手で「チューリップ」のメロディを弾きながら左手でドソミソと弾けるようになるか、ということに尽きる。 はじめは 右手ド―左手ド、右手レ―左手ソ、右手ミ―左手ミ、右手ミのまま―左手ソ というくらいにゆっくり合わせて…

バイエルはやらなくていい

バイエルがあまり有用ではないというのはあちこちで言われている。子供にはバイエルは使わないけど、大人のレスナーで「バイエルから始めないといけない」と思っている人のために、やむをえずやっているという先生もいるとか。 要するに両手が独立して動き、…

楽譜の読み

ヘ音はト音より線が一本下にずれていると覚えればよい。 ト音で一番下のド(真ん中のド)のところは、ヘ音では低いミである。 ト音で高いドのところは、ヘ音ではミ。 最終的には補助線3本くらいのところまでは、ひと目で何の音かわかるようにする必要がある…

大人レスナーへのピアノ入門法私案 その1

大人のレスナーで楽譜はだいたい読める、ヘ音の読みは怪しい(あるいは低音楽器をやっていて、ト音は怪しいという人もいるのかな?)というくらいの人がどう進めていけばいいか。 ざっくりまとめてみた。子供と違って、このくらいざっくりでもよいのではない…