大飯原発判決の「創英角ポップ体」

「創英角ポップ体」という書体がwordなんかに入っていて、柔らかくあまり押し付けがましい印象を与えない書体なので、ちょっとした張り紙を作ったりするのには重宝で、私もよく使う。
しかしこの書体、気がつけば近頃、街のいたるところに氾濫していて、どうも気になる。飲食店のメニューとかもそうだし、商店街の街灯についてる商店街名なんかも、よく見るとこれだったりする。



http://www.asahi.com/articles/DA3S11148532.html
5/21の大飯原発判決で支援者の人たちが出してきた「差し止め認める」「司法は生きていた」という紙まで「創英角ポップ体」で、訴訟や判決以前に、この書体にゲンナリした。

「書体」というものを見ると、その人達の思想がある程度わかってしまったりすることはよくあって、過激派の人たちは「斗争」とか独特の字を使うけど、この原告団はどういう思想なのだろう・・・
どんな方向にしろ、何か信念を持って政治活動をするのなら、こんな「ゆる文字」ではなく、筆書きとは言わないでもゴシックとか明朝とかちゃんとしたフォントを使ってほしいものだと思うのである。


どうも(株)創英企画
http://www010.upp.so-net.ne.jp/souei100/
というところが作ったフォントらしい。このフォントが、いつの間にか私達の日常を侵食していきつつある。


後記 すでにその筋の人たちが議論してたのですな。
http://matome.naver.jp/odai/2140074356731004301