養殖した変なタイトルはダメです

以前に変なタイトルの本をいろいろ取り上げていたことがあった。
http://d.hatena.ne.jp/nenemuu/20040916
や、その他いろいろ。


気がついたら、最近のライトノベルのタイトルがかなりひどくなっているようだ。
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-3143.html#more
ウーナマイズ・ジェネレーター → モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)

しかも著者の意に沿わない形で改変されているらしい。
まあ要するにタイトルを見ただけでストーリーがおおよそ想像出来るようなタイトルってことなのだけど、まあなんともひどい。
新書でも『××はなぜ○○なのか』系タイトルが『さおだけ屋』以降氾濫しているけど。
特にHJ文庫が、題名一発出落ちという印象が強い。

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (富士見ファンタジア文庫)
問題児たちが異世界から来るそうですよ?YES! ウサギが呼びました! (角川スニーカー文庫)
こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)
あるいは現在進行形の黒歴史 ―殺戮天使が俺の嫁?― (GA文庫)
わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か? (ファミ通文庫)
あなたが泣くまで踏むのをやめない! (電撃文庫 み 8-8)
彼女に耳としっぽがついてる理由を説明できない。 (MF文庫J)
俺がヒロインを助け過ぎて世界がリトル黙示録!? (HJ文庫)
この部室は帰宅しない部が占拠しました。 (MF文庫J)
魔王なあの娘と村人A―幼なじみは勇者です (電撃文庫)
妹がゾンビなんですけど! (スマッシュ文庫)
僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)
獅子は働かず 聖女は赤く あいつ、真昼間から寝ておる (集英社スーパーダッシュ文庫)
回る回る運命の輪回る―僕と新米運命工作員 (電撃文庫 な 15-1)
声優のたまごが、俺の彼女だったようです。~ぱんつの中身は大事です!~ (GA文庫)
突然騎士になってムフフな俺がいる5 (HJ文庫)

個人的には「変なタイトル本」とは、狙ってつけたものではなく、意図せずに変になってしまったものや、著者は全然変とは思っていないもの、と定義したいのだが。
ラノベのタイトルは変でも笑えないので、変なタイトル収集家(?)の私としては、趣味ではない。


あと、ラノベにおける図書館という舞台が最近実に多く、少々気になっている。