死と教養

 本物の兵隊にならなくてはいけなくなったとき、あの一兵卒魂の教養軽視は、むしろ消えたのである。もう先には死しかないということこそ、無償なる教養の最大の推進者であった。このことは現在でも、カルチャーセンターや大学の社会人聴講などに見られなくもない現象であるが。

『グロテスクな教養』 ISBN:4480062394 より。
うわあ、きっつーーいなあ・・・