nenemuu2005-01-16

某老舗喫茶店に書かれた
壁一面の落書き。



私にはファッションセンス、特に服の良し悪しが致命的にわからない。
なにがお洒落なのか全くわからない。本当に全く、完全に、絶対的に何もわからない。自分には理解の出来ない異次元の世界である。


10月下旬にKという人から、私の全人格・存在そのものを否定される最低・最悪の侮辱を受けたことは何度も書いた。その人にもやはり「お洒落になるように努力すればいい」と言われた。
それが出来るなら少しも苦労はしないのに、きっとわかっていてそういうことを言うわけだ。


例えば何かの学習なら、参考の書籍を読むなりネットで調べるなりすればわかる。だがとにかくファッションというのは何を見ても全くわからない。
それに私はそもそも、その種の情報が載ってる雑誌などを見るのが本当につらい。「メンズなんたら」などという雑誌を手に取っただけでも吐き気を催すくらいだ。


自分という人間が、人並みにおしゃれなどをする資格がある人間とは思えない。
自分はそもそも生きているにも値しない価値のない人間なのだから、おしゃれなど決してしてはならない、決してしてはならない、決してしてはならない、してはならない、してはならない、してはならない、してはならない、してはならない・・・・
・・・いかん、マインドコントロールを受けているらしい。「お前など社会に出て役に立つはずがない価値のない人間だ」という、小さい時から繰り返し受けた親のマインドコントロールを、まず振り切らなくてはならないのだろう。


とりあえずはその種のファッション雑誌を読んでも吐き気を催さない訓練から始めなくてはならないかもしれない。つらく苦しく厳しく険しい道のりだ。場合によっては薬を飲むとか、精神分析に通うとかするしかないかもしれない。


「何を着ればいいのかわからない」、これはもう、生き地獄としか言いようがない。そのうち外に出られなくなり、ひきこもりになってしまいそうだ。
こんなに苦しい思いをするくらいならいっそのこと、早く死んでしまえば楽になれるのかもしれないのだが・・・


ついでに書くと、私はいまだに「マフラー」というものの巻き方がわからない。
私のような生きる価値もない人間が人並みにマフラーを巻く資格など・・・いや、そういう風に考えるのはもうやめよう。