このページも最近「外山恒一」から来る人が一番多いんだけど。

泡沫候補”浮上させるYouTube 選管も困惑
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/03/news048.html

4月3日16時26分配信 ITmediaニュース

YouTubeでその候補者名で検索すると、80件もヒットする 写真:ITmedia

 4月8日に投開票される統一地方選挙は、ネットユーザーが動画投稿サイトを手に入れてから初めての大型選挙だ。YouTubeには早速、候補者の政見放送などが投稿され、ブログなどで話題になり、一般紙など大手マスコミが報道しない“泡沫(ほうまつ)候補”がネットで関心を集める。ただ、政見放送がネットで流れる事態は選挙管理委員会の想定外。公職選挙法に違反している可能性もあり、対応に苦慮している。

 候補者の声にエコーをかけたり、機動戦士ガンダムの登場人物の音声を合わせたり、テクノ風にアレンジしたり、候補者の顔をアニメキャラにすげ替えててみたり――この政見放送を編集した“作品”も相次ぎ登場。動画にコメントを付けられる「ニコニコ動画」や「字幕.in」などでは、多くのユーザーが「神」「吹いたww」など感想を書き込んだ。


誰かバレバレなわけですが。
もちろん石原慎太郎などの政見放送をわざわざYouTubeで観るヤツなんかいない。
今、日本で差別用語も何でも放送し放題の枠は政見放送しかない、と書いたのは確か山崎浩一だったと思うけど(出典本忘れた)、なかなか狙った通りな感じになってきているようで。


で結局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070407-00000023-mai-pol
都知事選>政見放送、ネットで増殖 都選管が削除を要請

4月7日3時3分配信 毎日新聞

 8日に投開票が迫った東京都知事選。その一部候補者の政見放送がインターネットの動画サイトに投稿され物議を醸している。テレビとラジオでは制限のある政見放送が自由に見られるためだ。公職選挙法が想定していない事態に、都選管は「公平性の観点から好ましくない」としてサイトの管理会社への削除要請を続けている。「ネット時代」で増殖する政見放送。新たな課題に国や都は困惑する。
 投稿は複数のサイトで行われている。特に、ある候補者の政見放送が過激な発言やパフォーマンスで話題を呼び、集中的に投稿されている。

いっそのこと、選管がHPに画像をアップすればいいと思う。


うちの最寄り駅の高円寺駅では、なんかぬるい感じの選挙活動を行っていた。
配っているチラシにもちゃんと「東京都選管」のシールが貼ってあるし、全然アナーキーではない。
つまらない理由で微罪逮捕とかかされたくないという理由もあるんだろうけど。
でも公安の張り込みとかあるのかなあ。


http://www.tanteifile.com/diary/2007/03/30_01/index.html
「熊本に私塾を開設、そこで活動家を育成する」
って、松下村塾(チラシより)というより神風連という方が合ってそうだけど、思想的に嫌いとかあるのかな。


http://d.hatena.ne.jp/NaO/20070325

多数決で決めれば、多数派が勝つに決まってるじゃないか!

そもそも憲法学的に、なぜ多数決なのかというと、要するにその政策によって不利益を受ける人が、利益を受ける人より少なければ、まあいいっか、という全く便宜的なことで、多数決で勝ったことに何か特別な正当性があるとかいうわけではないらしいんだけどね。
憲法とは何か (岩波新書)憲法とは何か/長谷部恭男)


今回、泡沫を含めた(ていうか主に泡沫)全候補の政見を観た。
紙を読み上げている途中に時間切れの人とかもいた。
近所の老人が孤独死したのをきっかけに、何もないけどとにかく立候補したという桜金造さんの放送は、ちょっと物悲しかった。
ポスターを貼る人員もいないんですと言っていたけど、今日掲示板を見たら、なんとか間に合って貼ってあった。


ドクター・中松候補、テレ朝を公選法違反で告発
http://www.janjan.jp/election/0704/0704053180/1.php

 都知事選挙を扱った番組に自分を出演させなかったのは「公平の原則」に反するなどとして、ドクター・中松候補が「テレビ朝日」と同局の『サンデープロジェクト』プロデューサーを公職選挙法違反で4日、警視庁に告発した。告発状は受理された。

 選挙の公平性を害した根拠として、ドクター・中松氏は『サンデープロジェクト』が4氏を「主な候補」としたことを挙げている。3大紙の「朝日」「読売」「毎日」は自分も含めて5名を「主な候補」として扱っているのに、自分を「主な候補でない」というのは「虚偽の項目を放送」したことになる。こうした行為を禁じた「公選法151条の3但書」に該当するというのである。

 メディアは往々にして編集権を盾にとる。だが、ドクター・中松氏は『サンプロ』で放送されたマニフェストの訴えと討論は、各氏の主張にあたり、「公選法151の3」で認められた『報道と論評』の枠を超えたものと見る。

この件もあって、今回は選挙の公平さについて考えさせられる。