日記やめようかなと思います。


たぶんうちは、この業界の人の日記としては何処よりも長く(1998年6月から)続けているのかなあとも思うけど・・・ なんかもうイヤになってきたんですよね。


理由はというと、


○8年前に比べるとweb日記、及びブログがとにかく発達し、書き手も桁外れに増えている。
はてな」の新着日記などを見ると、一秒間に数件の日記が更新されていて眩暈がします。こんなの誰が読んでるんだろう。
もちろん日記・ブログは「はてな」だけではないし。
力量も私など裸足で逃げ出したくなるほどの方々が大勢いる。


○そういう人々の中で一定の質を保つことが出来ない。
やろうとすれば余暇時間のほとんどをネットに振り向けざるをえない。
他にやりたいこともあるし、そこまでしていられない。


○大体みんな自分と同じようなことを書いている。
はてなキーワード」などをたどると、「なんだ、考えることはみんな同じだなあ」としか思わない。
自分でなければ書けないことがあんまりない。
少しはあるけど、人に読んでもらうようなレベルのものは、たまにしか書けない。


○読んだ本の記録などにしても、買っている本はともかく、図書館で借りてる本などは(あとレンタルビデオ・DVDなんかもね)、現場を見られ、「ああ、あいつか」という目で見られる不安が。
そういうことを防ぐため、事実とは微妙に異なったことを書いたり微妙に違う日付で日記を書いたりすることもある。
また日記で以前書いたことがあるようなことを、周りの人や知人と話題にしにくい。
その辺りのストレスが、かなーり大きくなってきたんですよね。


○日常雑記なら公開する必要ない。実は今年の一月から紙の手帳に、日々のこまごましたことを書くようになったんだけど、それでも充分。
今までここでは、「今日の天気は何」「今日の昼や夜に何を食べた」とか、webに書くまでもないようなことは、あえて書かないで来た。人に読んでもらうようなことではないから。
けどこれら雑事も、どっかに記録しておいた方かいいし、紙に書いておかないと忘れてしまいがち。
どうせ誰も読まないなら手帳で充分。


そんなわけで何でも気兼ねなく書ける、紙の手帳などを備忘録にすればいいやという、極めて古典的な結論に達したわけである。


まあ例の、変な困ったさんの荒らしも、少しは引っかかってはいたんだけど。
(こんな人たちが「利用者の秘密」とか言っていても、何の説得力もありませんね)
こういう人が同じ職場にいるというのは、とても残念なことです。
時と場合によっては、多少誇張して書いたこともあったけど、これでも私は自分なりにきちんと自分の仕事をやっているつもりです。
例の文章にしても、そこそこ評価はされても、あそこまで曲解して非難する人など今まで皆無だったんですけどね・・・どこをどう読んだらあんな風に解釈出来るのだろう。


気が向いたら不定期でなんか書くかもしれないけど、それはもはや日記とはいえないでしょうから、「日記」としてはもう終わりにしようかと思います。


ではしばらくのお別れということで。

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     /   ノ ヽ (  ノ⊂ ̄))) ̄⊃ 
     /|ヽ  (_ノ  ._ ̄  0'ヽ 0' 
    / |ノ  .)    (_)  ヽ  i (   むしゃむしゃしていた。 
 ∋ノ |  /――、__  ./(∩∩)  本なら何でもよかった。 
      / /| ヽ__ノ   | / ./     今は反芻している。 
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    |__ヽ. L_ヽ        Lヽ_ヽ 
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