本
「あれってなんていうんだっけ」「もう少し陳腐でない別の言い方はないかな」など、言葉が思いだせないときに、類語辞典というのはそれなりに使えるようなので買ってみた。
と実質中身は一緒みたいだ。同じなら安くて小型辞典サイズで使いやすい、こちらの方がいいかなと。
改訂がなくて少々古いのが難だけど、相変わらずの定番のよう。
全ての言葉を十進分類方式に並べて体系化しているんだそう。どういう体系化なのか、学問的な根拠がどうなのかとかはあんまりよくわからん。
データベースやCD-ROMになったら便利かもしれないけど、こういうのはペラペラめくって新たに発見するブラウジングの効果が結構大きいから、どちらがいいとはなんともいえないかも。
はじめはおととし出た
にしようと思ったけど、どうもあまり評判が良くないらしい。批判本も出ている。
講談社『類語大辞典』の研究 : 辞書がこんなに杜撰でいいかしら/西山里見 洋泉社 2004.3
もっともこの人はどうも、辞書批判を趣味でやっているような感じなんだけど。『新解さん』批判もやっているようだ。
辞書といえば、最近の学生はみんな電子辞書を持っているなあ。使えるのかな?